メリンジョとは:ポリフェノールがたくさんな聖なる樹木
メリンジョは、インドネシア原産の樹木
メリンジョは、インドネシア原産の樹木で、ジャワ島・カリマンタン島・スラウェシ島などに存在しています。
このメリンジョは、日本でもおなじみのイチョウと似ていて、雌雄異株のグネツム科に属する裸子植物で、
高さが22メートルにもなる円錐形の樹木です。
メリンジョの実は・・・
メリンジョの実は、1年に2回収穫できます
メリンジョの収穫時期は5月〜7月と、10月〜12月の2回です。
緑色の実が2センチ程度の大きくなり、オレンジや赤色の鮮やかな
実をつけます。
メリンジョは「聖なる樹」、「生命の樹」そして「滋養の素」
メリンジョは、インドネシアでは「聖なる樹」、「生命の樹」として大切に
されています。そして、栄養価の高い実を1年に2回も実らせてくれる
大切な食材でもあります。
レスベラトロール類のポリフェノールがたくさん入ったこの、メリンジュの実は
ウンピンというスナック菓子にされて、地元でとても愛されています。
エネルギー | 307kcal (100g当たり) |
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タンパク質 | 7.6% |
炭水化物 | 68.7% |
水分 | 10.7% |
ポリフェノール | 7.6% |
メリンジョは家庭の庭に植えて重要な食材に
メリンジョは、家庭の庭先や、畑の周り、はたまた街路樹など、山村では
いたるところで見ることができます。これは、メリンジョが栄養価の高い実を
1年に2回も付けるということで、昔からの知恵で植樹されてきました。
また、農家ではメリンジュの実を売ることで生計の足しにすることができます。
古き日本の家庭では、柿の木を植え、夏ミカンやはっさくを植え、山羊を飼い
山羊の乳をのみ、ニワトリを飼って卵を食べる・・・そのような感じでしょうか。
それくらい、このメリンジュは愛される樹木であり、食材でもあります。